【台北駐日經濟文化代表處札幌分處】
2020年10月第3週TOPICS
【 台北駐日経済文化代表処札幌分処周學佑処長が「日本李登輝友の会北海道道央支部」にて講演 -台日- 】
台北駐日経済文化代表処札幌分処の周処長は今(10)月21日、「日本李登輝友の会にて」講演を行った。今回のテーマは「台湾の現状と日台関係における未来志向」。周処長は講演内で李元総統の功績や接見時のエピソードなどを語った。「為人內外一致,いつも自然体の方であり、台日交流・青少年交流にご尽力されていた。」と李元総統が好んだ「滅私奉公」、「実践躬行」などの言葉を用いて語った。他にも今年初めに行われた台湾総統選や、台湾の防疫対策、香港国安法や台湾海峡の重要性、台日及び北海道との交流現状について触れ、「近年の世論調査においても双方の国民感情は非常に友好的で、青少年交流の面においても日台間双方の修学旅行先・実人数は共に台湾・日本がそれぞれ1位。更に交流が促進するよう、当處はこれからも邁進してゆくつもりだ。」と先日国際交流に関しての覚書を締結した高雄市の国立中山大学西湾学院と北海道名寄市の例を交えながら語り、今後の台日交流の促進に期待を寄せた。参加者の中には東京から来た参列者もおり、講演後の質疑応答では、米大統領選結果に対する台湾の対応、少子化に対する意見及び改善方法などに対して答えた。
2020年10月23日
【米国務省、台湾への武器売却を承認 総額1880億円相当 -政治-】
米国務省は21日、台湾への武器売却計画3件を承認した。総額は推定約18億米ドル(約1880億円)。トランプ政権下では8度目の承認となる。総統府は22日、米国からの防衛用武器の提供は、台湾が台湾海峡や地域の平和と安定を守る上で能力と自信の向上につながるとし、歓迎と感謝を表明した。売却されるのは、高機動ロケット砲システム(HIMARS)11基や、空対地巡航ミサイル(SLAM―ER)135発、F16戦闘機用の機外携行型センサーポッド(MS110)6台など。米国防安全保障協力局は21日、売却計画を議会に通知した。同局は報道資料で、武器売却は台米関係の基礎となる「台湾関係法」に基づくものだと言及し、台湾の安全を高めるとともに、地域の政治的安定や軍事バランス、経済発展の維持に寄与すると強調した。
2020年10月22日
【台湾と日本で活躍 大正生まれの104歳元女医を新竹市長が祝福 -台日-】
台湾の敬老の日に当たる「重陽節」(旧暦9月9日、今年は10月25日)を週末に控えた22日、北部・新竹市の林智堅市長が、台湾と日本の両地で医師として活躍した李佳音さん(104)を訪問し、長寿を祝った。母校・新竹州立新竹高等女学校(現・国立新竹女子高)の資料などによれば、李さんは日本統治時代の1916(大正5)年4月、新竹生まれ。同校卒業後、東京女子医科大学に進学した。当時の合格者のうち、台湾出身者は3人だけだったという。医師免許取得後、結婚して南部・台南で病院の勤務医となった李さん。諸事情で戦後、中華民国空軍の秘密偵察部隊「黒コウモリ(蝙蝠)中隊」の隊員と再婚したが、夫が任務中に殉職。医師の仕事を続けながら女手一つで4人の子どもを育て上げた。58歳で一度リタイアするも、縁あって北海道で医療現場に復帰。97歳で帰郷し、70年余りの医師生活にピリオドを打った。同市には李さんが生まれた年に建設された新竹公園や、1936(昭和11)年に開園した新竹動物園など、古くから残る名所があり、いずれもリニューアルされている。林氏は自身のフェイスブックで、李さんにこれらの場所を散歩して「地元の変化を見てみてほしい」と伝えたと報告。市内には100歳以上の高齢者が63人いるとつづり、これら“新竹市の宝”が健やかに重陽節を迎えることを祝福した。
中央フォーカス台湾:2020年10月23日
【「高雄100年」メインビジュアル 日本時代の市章取り入れ歴史伝える -観光-】
台湾に「高雄」という地名が誕生して今年で満100年。南部・高雄市は20日、記者会見で一連の記念イベントの開始を発表するとともに、テーマとなる「高雄一百」(高雄100年)のコンセプトを表現したメインビジュアルを公開した。同市政府文化局などによれば、「高雄」という地名が誕生したのは日本統治時代の1920(大正9)年9月1日。同年の地方制度改正で、台湾南西部の港町「打狗」一帯を含む新州「打狗州」が設置される方針となり、最終的に「高雄州」に改められたという。これに伴って州庁所在地となった打狗も「高雄街」(後に高雄市に昇格)に改称された。「高雄一百」のメインビジュアルには、1929(昭和4)年に公募で決まった旧高雄市の市章が取り入れられた。考案者は川本五虎という日本人で、高雄の「タ」と「カ」を上下に組み合わせたデザインだった。このアイデアを「百」の部分に組み込むことで、歴史を受け継ぎながら次の百年にまい進する願いを込めたという。
中央フォーカス台湾:2020年10月22日
【台湾グルメ・牛肉麺コンテスト スープ別に覇者誕生 日本人の店も入賞 -社会-】
台湾を代表するグルメ、牛肉麺のコンテスト「2020台北市牛肉麺饕味国際大比拼」の結果が20日、発表された。今年は台湾各地から74店の応募があり、異なるスープの3部門それぞれにチャンピオンが誕生した。日本人が経営する店も上位入賞した。コンテストは、牛肉麺のおいしさを国内外に伝えることを目的として、台北市牛肉麺交流発展協会が同会の会員を対象に実施。スープごとに、透明でさっぱりした牛骨ベースの「清燉」、醤油ベースで辛めの「紅焼」、トマトを加えた「番茄」の3部門が設けられ、審査員がブラインドテストで各部門の上位3位を選出した。チャンピオンに輝いたのは、清燉部門が「阿牛牛肉麺」(台東県)、紅焼部門が「皇家伝承」(本店・新北市)、番茄部門が「牛将軍小館牛肉麺」(台北市)。台湾在住15年以上の日本人が経営する「Hiro’sらぁ麵 Kitchen」(本店・新竹市)は紅焼部門で3位を獲得した。同協会の指導に当たった台北市政府商業処によると、入賞各店では、受賞した牛肉麺を1点注文するともれなくもう1点がサービスされる、実質的な半額キャンペーンが21日から31日まで実施されるという。詳細は、同処のフェイスブックファンページ(https://cutt.ly/xgzXsb4)で確認できる。
中央フォーカス台湾:2020年10月21日
【台湾見本市・展覧会情報 - 見本市】
2020年10月22日より18日間、新光三越信義A11店にて2020真的北海道フェアが開催される。一般社団法人北海道貿易物産振興會主催。出品者はラッキーピエログループ、㈱キタヤ物産、㈱不二家本店、㈱Wakka Japan、㈱ダイホク、カドウフーズ㈱、網走水産㈱、㈱グリーンズ北見、㈱コニサーオイル、㈱アトリエ・モリヒコ、㈱ユニアル・ライフサイエンス、㈱よねたや、㈱北辰フーズ、㈱郊楽苑ホールディングス、㈱小山製麩所、西山製麺㈱、㈱太田かまぼこ、函館米穀㈱、北海道ダイニングキッチン㈱、(有)木川商店、(有)末廣軒、㈱高橋牧場、㈱壺屋総本店、㈱味想百盛、㈱江戸屋、㈱北海道錦豊琳、Kコンフェクト㈱等。詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。
資料:
※現在一部の会場レイアウトが変更