北海道空知日台親善協会

2020年8月第2週TOPICS

【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】

20208月第2週TOPICS

 

【 李登輝氏弔問 森喜朗元首相「どこの国よりも早く日本の政治家が」 -台日- 】

先月末に死去した李登輝元総統に弔意を示すため弔問団の団長として訪台した森喜朗元首相は9日、追悼会場が設置されている台北賓館を訪れた。弔問団の派遣の背景については、日本の国会議員の間で党を超えて「どこの国よりも一番早く、外国の弔問客として日本の政治家が行くべき」との声が上がっていたと説明した。遺影に向かって、弔辞を読み上げた森氏。台湾の総統と日本の首相として、それぞれの立場はあったとしつつ、「お互いの人間としての友情や尊敬は一度も揺らぐことはありませんでした」と語った。弔問の後、報道陣の取材に応じ、李氏について「日本人が知らなかったことをよく知っている」と言及。敗戦後、自虐的になった日本人に対し、誇りを持つべきだと李氏が広く訴えたことに感銘を受けたと振り返った。一行は新型コロナウイルス対策のため、チャーター便を利用し日帰りで訪台。台北賓館を後にすると、その足で空港に向かい、帰国の途についた。

中央フォーカス台湾:2020年08月09日

*森本首相の弔文全文:日本台湾交流協会

https://www.koryu.or.jp/news/?itemid=1801&dispmid=5287

 

【 くら寿司、9月に台北エクスチェンジ上場へアジア進出に意欲 -経済- 】

くら寿司が台湾に設立した子会社、亜洲蔵寿司が9月にも台湾の証券取引所、タイペイエクスチェンジ(証券櫃台買売中心、旧グレタイ証券市場)に上場する見通しだ。台湾法人の西川健太郎董事長は、店舗増強に意欲を示しており、将来的には台湾内で50店舗以上の展開を目指すと宣言した。タイペイエクスチェンジは新興企業向けの市場で店頭取引に強みを持ち、「台湾のナスダック」とも称される。回転ずしチェーンの上場は台湾初。同社は2014年末の台湾進出以来、27店舗を運営し、台湾の日系回転ずしチェーンで最多を誇る。台湾での上場の狙いについて西川氏は、アジア進出への足掛かりにしたいとの考えを示す。今後3年以内に中国や東南アジアへの出店を目標に掲げた。台湾では上半期、新型コロナウイルスで客足が遠のき、打撃を受けたが、新店舗を3店オープン。下半期は感染状況の安定で成長が見込まれ、今年末までには30店舗を突破したいとしている。

中央フォーカス台湾:2020年08月13日

 

【 ミシュラン「ビブグルマン」 台北54軒、台中21軒が入選 -社会- 】

飲食店の格付け本「ミシュランガイド」を手掛ける仏タイヤ大手、ミシュランは11日、「台北台中2020年版」の発表に先駆け、高品質の料理を低価格で提供する店に与えられる「ビブグルマン」に掲載された店舗計75軒を発表した。台北から54軒、台中から21軒が選ばれた。ミシュランガイドが台中に進出するのは初めて。星獲得店舗は今月24日に台中で発表される。台北でビブグルマンに初掲載されたのは7店舗。北インド料理「泰姫」や焢肉飯(豚の角煮ご飯)で知られる「一甲子餐飲」、麺店「阿国切仔麺」などが選ばれた。初掲載店には、移転前の旧店舗で入選したことがある店も含まれる。台中は21軒中10軒が台湾料理店となった。「范記金之園」は、イ草を編んで作った袋に米を入れてから炊いたご飯「草袋飯」が特色。三合院と呼ばれる伝統建築様式の建物内で営業する「温叨」では昔ながらの台湾料理を提供している。2018年末に閉店した有名フランス料理店「ル・ムー」(楽沐)の元シェフ、陳嵐舒さんが手掛ける牛肉麺店「gubami」も選ばれた。台北の初掲載店、台中の掲載店は次の通り。

<台北>泰姫(大安区)、一甲子餐飲(万華区)、昶鴻麺点(同)、源芳刈包(同)、阿国切仔麵(中山区)、陳董薬燉排骨(松山区)、吾旺再季(旧松青潤餅、中正区)

<台中>中区=范記金之園、富鼎旺、富貴亭、阿坤麺、沁園春、上海未名麺点▽北屯区=東山棧、温叨▽南屯区=東方龍、三喜食堂、台客焼肉粥、滬舍餘味▽西区=富状元豬脚、馨苑、gubami、陸園、京華煙雲、淇里思、新月梧桐▽北区=尚牛二館▽太平区=彭城堂

中央フォーカス台湾:2020年08月11日

 

【 天文学者お墨付きの星空を台湾で 南投県が来訪呼び掛け -観光- 】

アジアで3カ所しかない「星空保護区」の一つ、中部・南投県の「合歓山国際暗空公園」の知名度を高めようと、同県政府は今月から10月にかけて、星空観賞を楽しむイベント「南投星空季」を開催している。同県政府は6日、PR記者会見を開き、県内に点在する星空観賞スポットを紹介して来訪を呼び掛けた。星空保護区は、世界の天文学者らでつくる非営利組織(NPO)国際ダークスカイ協会(IDA)が、光害を抑え、自然の夜空を保護する取り組みをたたえるために2001年から始めた制度。認定地により6つのカテゴリーに分かれており、合歓山は2019年、自然公園や森林公園、エコパークを対象としたダークスカイ・パークに認定された。アジアで星空保護区に認定されているのは同地のほか、日本の西表石垣国立公園、韓国の英陽ホタルエコパークの3カ所のみ。合歓山国際暗空公園の範囲は、省道台14線の支線、甲線沿いにある鳶峰(標高2756メートル)から小風口(同3002メートル)までの1345ヘクタール。このうち鳶峰には、星空観賞のための展望台が新たに設置され、来月19日に供用開始される。同県政府によると、県内では同公園のほか、清境、日月潭、猴探井、渓頭などでも美しい夜空が見られる。イベント期間中にはこれらのスポットを中心にガイドツアーが行われるほか、南投の夜空をテーマにした撮影コンテストも実施される。

中央フォーカス台湾:2020年08月11日

 

【 台湾見本市・展覧会情報 - 見本市 】

2020年10月21日より3日間、台北南港展示センターにてDATE 2020 が開催される。台湾貿易センター主催。出展品目はスマートリテール、クロスボーダーおよびE-tailing、ソーシャルメディアおよびデジタルマーケティング、モバイルコマース、ロジスティクス、FinTech、ビッグデータ、スタートアップ等。詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。

HP : https://www.jetro.go.jp/j-messe/tradefair/detail/108982