北海道空知日台親善協会

2021年11月第4週TOPICS(台北駐日經濟文化代表處札幌分處)

【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】

202111月第4週TOPICS

 

 

【 台湾に最も友好的な国は「日本」 台湾青少年の85% ‐台日- 】

台湾の青少年の85%が台湾に最も友好的な国は「日本」だと考えていることが24日、青少年教育の振興を図る慈善団体「金車文教基金会」の調べで分かった。最も移り住みたい国でも日本が1位になった。調査は先月25日から今月15日まで、全国の中高生を対象にアンケート形式で実施され、1万1555件の有効回答を得た。台湾に最も友好的な国は、日本(85%)がトップで、2位は米国(71%)、3位は韓国(35%)だった。また経済発展の面では、88%の青少年が米国を台湾にとって最も重要な国と認識しており、日本(82%)、中国(50%)が続いた。24日に台北市内で行われた記者会見に出席した国際社会福祉協議会中華民国総会の陳芬苓理事長は、日本以外に、女性は韓国、男性は米国に高い好感度を示していると指摘。女子生徒は韓国ドラマや韓国の流行文化に、男子生徒はプロスポーツなどの米国文化に触れる機会が多いとし、文化を商品として輸出すれば、その国のわれわれに対する好感度を高められるとの見方を示した。

中央社フォーカス台湾:2021年11月24日

 

 

【 30カ国超の国会議員ら、台湾のICPO総会参加支持 ‐政治 - 】

外交部(外務省)は23日、トルコ・イスタンブールで開催される第89回国際刑事警察機構(ICPO、インターポール)総会に先立ち、30カ国570人以上の国会議員らが、書簡や宣言などの形で、総会への台湾の参加に支持を表明したと明らかにした。総会は23日から25日までの日程で開催。中華民国(台湾)は1961年からICPOに参加していたが、84年に中国が加盟したことで脱退を余儀なくされた。政府は2016年からオブザーバーとして総会への出席を働き掛けているものの、実現していない。外交部の欧江安報道官はオンライン記者会見で、内政部(内務省)警政署刑事警察局の黄嘉禄局長が今年9月、ICPOの金鍾陽総裁宛てに書簡を送り、オブザーバーとしての総会への招請を求めたと説明。書簡では台湾の参加の正当性や必要性に向き合うよう呼び掛けた。支持を表明したのは、米国や日本、フランス、カナダ、イタリアの国会議員のほか、日米欧など各国の議員でつくる「対中政策に関する列国議会連盟」(IPAC)、中央アメリカ議会などの議員ら。米国務省で台湾政策などを担当するリック・ウォーターズ国務次官補代理とオランダのベン・クナーペン外相も加わった。欧氏によると、オランダ外相が台湾支持の姿勢を明らかにするのは初めてだという。また同部は引き続き友好国や理念の近い国家に協力を仰ぎ、共同で国際社会に対して台湾の要求を伝えるとともに支持を獲得していくと語った。

中央社フォーカス台湾:2021年11月24日

 

 

【 安倍元首相、来月1日にリモート講演 台日関係を語る TPPなど焦点に ‐台日- 】

安倍晋三元首相が来月1日、「新時代の台日関係」と題した講演をリモート形式で行う。講演会を主催する民間研究機関、国策研究院文教基金会が24日発表した。市長や立法委員(国会議員)、学者が参加し、環太平洋経済連携協定(TPP)への台湾の加入や台湾有事への日米同盟の対応などについて質問する。同基金会によれば、質問者として出席するのは、鄭文燦(ていぶんさん)桃園市長や林智堅(りんちけん)新竹市長、与党・民進党の羅致政(らちせい)立法委員(国会議員)、范世平(はんせいへい)台湾師範大学教授ら。TPPや台湾有事のほか、米中戦略競争の局面や台日の民主主義・人権、経済・科学技術における安全保障協力、台日2プラス2、今後の日中関係の動きなどについて質問する予定だという。台湾を支持する姿勢を明確にしている安倍氏。台湾や米国、日本の国会議員による初の「台米日戦略対話」が7月に開催された際にはサプライズゲストとして出席し、世界保健機関(WHO)総会やTPPなどへの台湾の参加に支持を表明した。10月に開かれたアジア地域の対話を促すフォーラム「玉山論壇」には書面であいさつを寄せ、台湾は日本と価値観を共有するパートナーであり、重要な友人だとの考えを示していた。

中央社フォーカス台湾:2021年11月25日

 

 

【 米、来月開催の民主主義サミットに台湾招待 唐鳳氏らが出席へ ‐政治- 】

外交部(外務省)は24日、バイデン米政権が来月9~10日にオンライン形式で開催する「民主主義サミット」に、デジタル政策を担当する唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員(無任所大臣)と蕭美琴(しょうびきん)駐米代表(大使に相当)が出席すると発表した。米国務省は23日までに、台湾や日本など約110カ国・地域を同サミットに招待すると明かした。権威主義からの防衛▽腐敗との戦い▽人権の尊重の推進――をテーマに各国・地域の代表らが議論を行う。外交部は、バイデン大統領に対して感謝を表明。唐氏は国際社会に向け、台湾の民主主義擁護や科学技術とデジタル民主主義を通じたガバナンスの強化などについてスピーチするとしている。また今回招待を受けたことは、台湾が長年にわたり民主主義と人権の価値観を推進してきたことへの評価だと強調。具体的な内容については米国側が現在調整中だとし、外交部は引き続き米国側と協力し、適切な時期に説明するとしている。外交部は、台湾は民主主義体制の安定に尽力してきたと強調。民主主義サミットで各国に台湾民主化の物語を分かち合う意欲があると訴えた。

中央社フォーカス台湾:2021年11月24日

 

 

【 台湾代表、侍ジャパンと交流試合へ 来年3月に東京ドームで ‐芸能スポーツ- 】

台湾のプロ野球リーグ、中華職業棒球大聯盟(CPBL)の蔡其昌会長は22日、侍ジャパンとの交流試合を来年3月5日と6日に東京ドームで行うと明らかにした。CPBLの会議の後、報道陣の取材に応じた。昨年、優勝を手にし、今季も2連覇を懸けて台湾シリーズを戦う統一ライオンズの林岳平監督が指揮を執る。新型コロナウイルス対策については、日本では選手を隔離させず、外部とも接触させない「バブル方式」を採用。台湾への帰国後の措置については調整中だという。蔡氏は、日本との交流試合は今後、相互訪問の形で行えればとの考えを示した。

中央社フォーカス台湾:2021年11月23日