北海道空知日台親善協会

2021年11月第1週TOPICS(台北駐日經濟文化代表處札幌分處)

【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】

202111月第1週TOPICS

 

粘信士処長 中央社インタビュー

【 駐札幌分処長「北海道は台湾を重視している」 交流強化に期待 】

URL:https://japan.cna.com.tw/news/asoc/202110270005.aspx?q=%E6%9C%AD%E5%B9%8C

 

 

【 秋の外国人叙勲、台湾から3人が受章 旭日大綬章に王金平元立法院長 ‐台日- 】

日本政府は3日、2021年秋の外国人叙勲受章者を発表した。台湾からは3人が選ばれ、王金平(おうきんぺい)元立法院長(国会議長)(80)に旭日大綬章、何美玥(かびげつ)総統府国策顧問(70)に旭日重光章、林善超(りんぜんちょう)宝覚禅寺(台中市)主任委員(69)に旭日双光章が贈られる。3人は日台間の友好関係の増進に顕著な功績があったとして受章した。王氏は、東日本震災台湾慰問訪日団の団長を務めたほか、今年1月には台日交流聯誼会の名誉会長に就任。日台間の友好親善と相互理解の促進に寄与した。何氏は、台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会科技交流委員会の主任委員や台日産業連携推進オフィス(TJPO)の名誉顧問として活躍。経済と科学技術分野での日台間の交流促進に寄与したことが評価された。林氏は、日本人遺骨の管理に寄与した。昨年には外務大臣表彰を受賞している。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会は同日、報道資料を発表し、受章者の貢献に「衷心の敬意と謝意」を表した。

中央社フォーカス台湾:2021年11月3日

 

 

【 欧州議会、台湾に公式訪問団を派遣 史上初 ‐政治- 】

欧州議会の代表団が3日午前7時12分ごろ、桃園国際空港に到着した。欧州議会から公式訪問団が台湾に派遣されるのは初めて。外交部(外務省)によると、団長を務めるフランスのグリュックスマン氏など欧州議会議員7人を含む13人が5日まで滞在する。期間中は蔡英文総統や蘇貞昌行政院長(首相)と会談するほか、偽情報への対策などについて台湾のシンクタンクや市民団体と交流する予定。欧州議会は先月20日、台湾との関係強化を欧州連合(EU)に求める報告書を圧倒的多数で可決したばかり。呉釗燮外交部長(外相)は同29日、訪問先のブリュッセルで複数の議員と面会し、感謝を伝えていた。

中央社フォーカス台湾:2021年11月3日

 

 

【 APEC特使、今年もTSMC創業者 蔡総統「TPP加入へ働き掛けを」 ‐政治- 】

蔡英文総統は2日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)の首脳会議に半導体受託生産大手、台湾積体電路製造(TSMC)の創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏を代表として派遣すると発表した。蔡政権下で4年連続の起用となる。台北市内の総統府で記者会見を開き発表した。張氏は7月にも非公式の首脳会議に出席。ニュージーランドが議長国を務め、12日にオンラインで開催される。蔡総統は、張氏には台湾の環太平洋経済連携協定(TPP)加入に向け、より多くのAPECメンバーから支持を得られるよう働き掛けてほしいと語った。今回の会議では、新型コロナウイルス後のチャンスと挑戦に焦点が当てられる。張氏は台湾の自由貿易に対する支持と堅持を会議で伝えるという。ワクチンの公平で迅速な分配についてもAPECの各国・地域に呼び掛ける。張氏は、TPPの要求水準が高いことに言及した上で、台湾のレベルはそれに非常に近いと指摘。蔡総統の考えを会議の場で参加国・地域に伝えていくと意気込んだ。

中央社フォーカス台湾:2021年11月2日

 

 

【 京都で台湾デザインの祭典=台日文化の融合・共演を表現 ‐社会- 】

台湾デザインを紹介する展示イベント「未来の花見:台湾ハウス」が、京都市下京区のザ・ターミナル・キョウトで開催されている。日本らしさの漂う町屋の建物を展示空間とし、台日文化の融合と共演を表現している。同イベントは先月から行われている台日のアーティストらによる大規模文化交流イベント「Taiwan NOW(台湾ナウ)」の一環として開催。「未来の~」は先月2日から同17日に東京でも行われ、京都では今月7日まで開かれる。会場では、台湾デザイン産業の象徴的な事例を10件紹介。また台湾で注目を集める8組のクリエーターが、再生可能な素材を使用して台湾の植物のイメージを再解釈し、台湾のデザインエコシステムの多様性と協調性を表現した。イベントを実施する台湾デザイン研究院の担当者は、中央社の取材に対し、京都の文化や生活と融合させるため、一般の人が暮らす町屋を会場に選んだと説明。修復に際して過度に直さず、本来の様子を復元するだけにとどめたところ、「台湾の野の花園」のイメージを表現するのにふさわしい場所になったと話した。文化の日の3日には台北駐大阪経済文化弁事処の張永賢(ちょうえいけん)副処長(副総領事に相当)が参観し、台湾クリエーターの実力や台湾社会のエコに対する意識の高さに感心したと語った。

中央社フォーカス台湾:2021年11月4日

 

 

【 台湾初の先住民野球チーム「能高団」結成から100年 花蓮で記念大会開幕 ‐社会- 】

日本統治時代に結成された台湾原住民(先住民)からなる野球チーム「能高団」の結成100周年を記念した野球大会が10月30日、東部・花蓮県内で始まった。台湾全土の小中高校約50校の野球チームが参加し、熱戦を繰り広げる。能高団は花蓮出身の林桂興が1921年に結成した台湾初の先住民野球チーム。メンバーはアミ族の少年で構成された。1923年に当時の花蓮港庁長、江口良三郎が「能高団」と名付けた。1925年には内地に遠征し、各地で試合を行った。花蓮県政府は2017年から能高団を記念した野球大会を開催。31日に県立徳興野球場を訪れた徐榛蔚(じょしんい)花蓮県長は、野球に夢を抱く花蓮の子供たちが能高団の精神を継承し、野球の分野で輝き続けられるよう期待を寄せた。大会は2日に閉幕する。

中央社フォーカス台湾:2021年11月1日