北海道空知日台親善協会

2021年8月第3週TOPICS(台北駐日經濟文化代表處札幌分處)

【台北駐日經濟文化代表處札幌分處】

20218月第3週TOPICS

 

【台湾、国内感染2人 警戒レベル「第2級」来月6日まで延長 -防疫-】

中央感染症指揮センターは21日、新型コロナウイルスの国内感染者を新たに2人確認したと明らかにした。60代の男性1人の死亡も報告された。コロナの感染状況における警戒レベルについては、現行の「第2級」を来月6日まで延長すると発表。今月24日からは、バーやカラオケ、ゲームセンターなどの娯楽施設を対象とした休業措置は継続されるが、集会の人数上限は屋内で50人から80人、屋外で100人から300人にまで引き上げられる。この日の新規国内感染者は40代の男性と50代の女性。2人とも北部・新北市在住であり、男性は16日に、女性は19日に発症した。海外に行動歴がある輸入症例は8人確認された。行動歴はインドネシアが3人、米国、インド、南アフリカ、日本、アルバニアが各1人。今月の18日から19日にかけて入国した。

中央フォーカス台湾:2021年8月21日

 

【台湾、正規留学生らの入国再開へ 在宅検疫中に2度の検査義務付け -防疫-】

正規留学生らの台湾への入国が再開されることが20日、教育部(教育省)関係者の話で分かった。学生は入国後14日間の在宅検疫(外出禁止)と、期間中2度の新型コロナウイルス検査を受けた上で、7日間の自主健康管理(公共の場への出入り自粛など)が求められる。この関係者によると、同部は中央感染症指揮センターが留学生の入国を許可したとして、受け入れ再開に向けた準備を進めるよう各学校に通知した。23日にも正式な文書を出すという。潘文忠(はんぶんちゅう)教育部長(教育相)は今月11日、新入生や同部の奨学金を受給する中国語学習者などを含む計約1万3000人を優先的に入国させる考えを示していた。同部は、ビザや出入境許可証の手続きは学校側がリストを提出するなどして行われると説明。学生は航空券や検疫場所の確保などに加え、搭乗前3日以内に受けたPCR検査の陰性証明も必要だとしている。また、入国時のPCR検査や14日間の在宅検疫が必要。10~12日目には家庭用検査キットを使った検査、12~14日目には再びPCR検査をしなければならないという。その後7日間は自主健康管理が求められる。一方、一般の中国語学習者や交換留学生の受け入れは当面見合わせるとしている。

中央フォーカス台湾:2021年8月21日

 

【台湾・嘉義産パイナップル、6.7トンが沖縄へ出荷 -台日-】

南部・嘉義県産のパイナップル6.72トンが19日、沖縄に向けて出荷された。作業を視察した翁章梁(おうしょうりょう)県長は、今後の継続的な輸出に期待を示している。関係者によると、今年3月に中国が台湾産パイナップルの輸入を停止した後、日本の友人が台湾農家を助けたいとの思いで注文をしてきたという。6月に沖縄へ出荷された際には短時間で完売。消費者に喜んでもらえたとし、現在も東京や九州、北海道のスーパーなどから問い合わせが来ていると話す。翁県長は、日本向けのパイナップルには生産履歴が必要で、病気や害虫被害がないものだけが出荷され、残留農薬の検査も非常に厳格だと強調。嘉義産パイナップルの品質と安全性は日本の消費者に信用してもらえると語った。

中央フォーカス台湾:2021年8月20日

 

【台湾・高端製ワクチン、20~35歳を対象に予約受付開 -防疫-】

中央感染症指揮センターは18日、台湾のワクチンメーカー、メディゲン・ワクチン・バイオロジクス(高端疫苗生物製剤)製の新型コロナウイルスワクチンについて、20歳から35歳までを対象に予約受け付けを開始すると発表した。対象年齢を引き下げることで、ワクチン資源を有効に利用する。高端製ワクチンについては16日から、36歳以上の全ての人と20歳以上のハイリスク疾病患者を対象に予約受け付けが始まっており、18日正午までに約41万9000人が予約を済ませた。高端製ワクチンは23日に第1期の接種が始まる。指揮センターの陳時中(ちんじちゅう)指揮官は16日、検品作業が順調に進めば、少なく見積もって60万回分が各地の接種会場に配送される見通しだと明らかにした。

中央フォーカス台湾:2021年8月18日

 

【台湾・基隆廟口夜市、「世界20大マーケット」に選出 -観光-】

北部・基隆市の観光名所「基隆廟口夜市」が英誌「タトラー」発表の「世界で有名なマーケット20」で台湾の市場・夜市として唯一選出された。同夜市は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、5月17日から先月26日まで休業していた。同市の林右昌市長は16日、休業後いちばんのいい知らせだと喜んだ。記事は同誌のウェブサイトで今月11日に掲載された。廟口夜市について、「200以上の屋台から選べる」、「深夜まで営業している」などと紹介している。林市長は、台湾の庶民の文化が集まっているとし、記事を通じて世界の人に基隆を知ってもらい、コロナ収束後に行きたい場所の旅行リストに入れてほしいと観光客の来訪に期待を示した。

中央フォーカス台湾:2021年8月18日