北海道空知日台親善協会

2020年12月第1週TOPICS

【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】

202012月第1週TOPICS

 

【 北海道議会・札幌市議会で台湾のWHO参加を求める意見書が可決 -台日- 】

世界保健機関(WHO)への台湾の参加を支持し、必要な支援を国に求める意見書が12月10日に札幌市議会、同月11日には北海道議会全会一致で可決された。10日、北海道議会日台親善議員会と札幌市議会日台友好議員連盟はそれぞれ本處を訪れ、意見書を周処長に手渡した。周処長は「皆様のご尽力に深く感謝いたします。一日も早く、新型コロナウイルス感染症が収束へ向かい、台湾北海道間の交流が回復することを願っています。」と感謝を述べた。

2020年12月14日

意見書URL

北海道議会:http://www.gikai.pref.hokkaido.lg.jp/gian/ikenan/ikenan.htm

札幌市議会:https://www.city.sapporo.jp/gikai/html/ikensho.html

 

【 台湾人に聞いた、コロナ禍収束後に行ってみたい都道府県ランキングで北海道が1位に -台日- 】

台湾・香港人向けの日本情報サイト「ラーチーゴー!日本」を運営するジーリーメディアグループ(東京都渋谷区)が2020年12月9日(水)、サイト閲覧者を対象としたアンケート調査結果を発表した。 調査は11月に実施。回答数は8449で、うち98%が訪日経験者であり、さらにそのうち約4割が過去に9回以上訪日している“常連客”。「コロナ禍が収束したら行ってみたい都道府県」(複数回答)は、北海道(58.29%)が首位に。以下、東京(38.31%)、京都(36.73%)、青森(30.41%)、大阪(30.10%)と続く。目的の都道府県でしたいこと(複数回答)は、1位が「日本食を食べたい」(87.4%)で、以下、自然・景勝地観光(83.1%)、四季を体感(67.3%)、温泉(61.8%)、日本の日常生活体験(57.7%)、旅館宿泊(55.6%)と続く。一方で、舞台・音楽鑑賞(9.0%)、スポーツ鑑賞(5.3%)などは少数だった。

乗り物ニュース:2020年12月10日

 

【 大震災から来年で10年 日台は「深い絆で結ばれた仲間」日華懇・古屋氏 -台日- 】

台湾と日本の関係強化に力を注ぐ超党派議員連盟「日華議員懇談会」(日華懇)の古屋圭司会長がこのほど、中央社の取材に応じた。2011年の東日本大震災で台湾から多額の義援金が寄せられたことに改めて深い謝意を示し、今後も日台間の連携を願う姿勢を見せた。東日本大震災の発生から来年で10年を迎える。来夏に延期された東京五輪では、参加国・地域をもてなすホストタウンのうち、台湾を相手として登録する自治体は25に上り最多。東日本大震災で被災した地域も台湾のホストタウンを務める。今年1月、安倍晋三首相(当時)が国会で岩手県野田村が台湾のホストタウンとなったことを紹介した際、議員からは歓声と大きな拍手が上がった。古屋氏は事前に安倍氏から電話があり、台湾に言及した際には拍手するよう協力を要請されていたと明かした。古屋氏が直接声を掛けたのは数名の議員だけだったにもかかわらず、実際には多くの議員の拍手が国会に鳴り響いた。古屋氏は、議員たちの台湾への思いが強いことの表れだとの考えを示した。

中央フォーカス台湾:2020年12月3日

 

【 ブルームバーグ「今年の50人」に蔡英文総統 コロナ対応を評価 -政治- 】

金融情報会社ブルームバーグがビジネスや科学技術、環境保護、政治、エンターテインメントなどの分野でその年に注目を集めた50 人を選ぶ「ブルームバーグ50」の2020年版に、蔡英文(さいえいぶん)総統が選ばれた。新型コロナウイルスへの対応が評価された。リストは4日までに発表された。ブルームバーグは「蔡英文、台湾のコロナクラッシャー」と蔡総統を紹介。台湾で国内感染例が200日以上出ておらず、感染者数は600人余り、死者は7人にとどまっていることなどに言及した。
▽米各州議員でつくる組織、蔡総統に「国際的先駆者賞」授与米各州の州議会議員でつくる組織、米国立法交流協議会(ALEC)は3日、蔡英文総統に「国際的先駆者賞」を授与すると発表した。国際的リーダーシップと自由市場への精力的取り組みが評価された。受賞はリモート形式で発表された。蔡総統は受賞スピーチで、自身の職責は台湾の民主主義や自由、ライフスタイルを守ることだとし、両岸(台湾と中国)の平和で安定した関係を追求することは止めないものの、台湾の安全は決して妥協しないと述べた。

中央フォーカス台湾:2020年12月4日

 

【 日本の外務大臣表彰、台北市立動物園などが受賞 日台の相互理解促進に貢献 -社会- 】

日本の外務省は1日、日本との友好関係増進に貢献した団体や個人に与える外務大臣表彰の受賞者を発表した。台湾からは、台北市立動物園と宝覚寺(台中市)の林善超(りんぜんちょう)主任委員が選ばれた。いずれも、日台の相互理解促進に貢献したことが評価された。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会によると、台北市立動物園は2011年以降、ほぼ毎年日本の動物園と動物交流覚書(MOU)を締結するなどして友好親善を促進しているほか、日本の特別天然記念物、タンチョウヅルや阿寒湖の天然マリモの展示を行うなど、台湾で日本の動植物に触れる貴重な機会を提供している。林氏は1996年、台湾各地に点在する日本人遺骨の受け入れや日本人物故者慰霊祭への協力を長年行う宝覚寺の主任委員に就任。以来これまで、日本人遺骨の受け入れだけでなく、日本人墓地の維持管理、記念碑を設置するための土地の提供などにも尽力し、日台の懸け橋となってきた。

中央フォーカス台湾:2020年12月2日

 

【 新竹市開催の台湾ランタン メーン作品は108本の竹で風のリズムを表現 -観光- 】

交通部(交通省)観光局は7日、台北市内で記者会見を開き、北部・新竹市で来年2月下旬に開幕する「2021台湾ランタンフェスティバル」(台湾灯会)のメーンランタンの模型をお披露目した。新竹の特色を取り入れ、108本の竹で風のようなリズム感を表現するとともに、ガラス素材も用い、ハイテクノロジーの未来感を演出している。毎年旧暦1月15日の元宵節に合わせて開かれる同フェス。今回で32回目を迎える。毎年県市を移して開催されており、新竹市で開かれるのは初めて。台鉄新竹駅や護城河、新竹公園など市街地一帯を会場とする。観光局のメーンランタンは錦華公園に設置される。今年のメーンランタンは観光局と新竹市政府がそれぞれ設置し、市は国定古跡の東門城(竹塹城迎曦門)のロータリー広場を屋外劇場に変身させて市のメーンランタンとする。新竹市は冬に季節風が強く吹くことで知られ、「風の街」の異名を取る。また、台湾屈指のガラスの産地であるとともに、ハイテク企業が集積する新竹サイエンスパーク(科学園区)も抱える。観光局のメーンランタンにはこれらの要素が盛り込まれた。今年の観光局メーンランタンを手掛けたのは、テクノロジー芸術家集団、ラグジュアリーロジコ(豪華朗機工)。会場に設置される実物は高さ15メートル以上となる。

中央フォーカス台湾:2020年12月7日