北海道空知日台親善協会

2023年1月第1週TOPICS(台北駐日經濟文化代表處札幌分處)

【 台北駐日經濟文化代表處札幌分處 】

20231月第1週TOPICS

 

【蔡総統「台日関係より緊密に」 ツイッターに新年のあいさつ、日本語で―政治―】

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は1日、日本語でツイッターを更新した。「明けましておめでとうございます」との文字が入った画像を投稿し、「この一年間、皆様のおかげで台日関係はより緊密になり、深い絆を作ることができました」などと記した。また、新型コロナウイルスの水際対策緩和後、台日間の往来が徐々に再開していることに触れ、「新たな一年もぜひ台湾に、何度でもお越し下さい」と日本の観光客の来訪を歓迎。「台日関係がますます深まり、豊かな成果が得られると信じています。台湾でお会いしましょう!」とつづった。投稿された画像は、干支(えと)の卯にちなんでウサギがデザインされた総統府の年賀状の写真。

中央社フォーカス台湾:2022年12月31日

 

【台湾安倍晋三友の会、奨学金受給の日本人留学生らが現地研修―政治―】

(台北中央社)台湾の企業家らによって昨年10月に立ち上げられた「台湾安倍晋三友の会」が支給する奨学金の受給者ら21人が、台湾で3日間の現地研修を行っている。1日目となる4日には南部・台南市の八田與一紀念園区などを訪問し、趙卿恵(ちょうきょうけい)台南副市長とも面会した。同会は台湾への留学を希望する日本人に対し、1人当たり100万円を上限に1年間の奨学金を提供。台湾の文化を体験してもらい、「知台派」人材の育成を目指す。趙氏は台湾の上下水道整備に尽力した八田技師の業績に触れ、台湾の農業と経済を近代化に向けてまい進させたことは台日友好の何よりの証しだと強調。もっと台南に来てほしいと呼びかけた。同会によると、参加したのは奨学金受給者19人と松下政経塾の関係者2人。一行は5日には南部・高雄市の陳其邁(ちんきまい)市長とも面会する他、安倍氏の銅像が設置されている同市の廟(びょう)、紅毛港保安堂を訪れる予定。

中央社フォーカス台湾:2023年1月4日

 

【台北101、年越しに12万人超 今年も「無事故」―社会―】

(台北中央社)台北市の超高層ビル「台北101」で1日、年越し恒例の花火ショーが行われ、台北市政府観光伝播局によれば、周辺一帯のエリアに少なくとも12万人が集まった。同局は今年も「無事故」でイベントを終えたとした。台北市政府前の広場では12月31日午後7時から、さまざまなアーティストが出演するコンサートが開かれた。雨がぱらつき、寒さが感じられる中、同局の統計ではコンサートに10万人以上が来場。同市はスタッフを6000人余り配備し、交通整備や秩序の維持に当たった。花火ショーが幕を下ろすと、多くの人が移動を始めた。同市政府環境保護局は40分以内でごみの片付けと清掃を完了させ、交通規制は年を越してから約2時間で解除された。台北メトロ(MRT)は年をまたいで運行を続けた。12月31日午前6時から1月1日午前6時にかけて、カウントダウン会場の周辺4駅(市政府駅、国父紀念館駅、台北101/世界貿易センター駅、象山駅)を合わせて延べ27万8000人が利用し、全駅では同216万2000人が乗車した。

中央社フォーカス台湾:2023年1月1日

 

【台湾・台中、恒例のチューリップフェス始まる 色鮮やかな花咲き誇る―観光―】

台中中央社)中部・台中市の観光農園「中社観光花市」で5日、毎年恒例のチューリップフェスティバルが始まった。農園を経営する頼啓文さんは、オランダから60品種30万株の球根を輸入したと説明。今年3月中旬まで楽しめるとして来訪を呼びかけている。頼さんによると、現在咲いているのはプリンスと呼ばれる品種で、黄色や薄紫色、白色の花が咲く。他のチューリップと比べて成長が早く、気候の変化にも比較的適応でき、いち早く花が咲いたという。園内ではチューリップの他、オランダアヤメやカラー(カイウ)、ヒナゲシ、ハボタン、サルビア、アキノタムラソウ、ムギワラギクなども見られるとしている。

中央社フォーカス台湾:2023年1月5日

 

【日本時代建設の宿舎 建設会社が約1億7000万円かけ修復 多目的施設に―社会―】

(台北中央社)北部・台北市に残る日本統治時代の1929(昭和4)年に建設された旧台北帝国大学(現・台湾大学)の教授宿舎が昨年、建設会社「力麒建設」と関連会社「至美国際」の郭淑珍董事長(会長)らの尽力によって修復された。現在は飲食店や画廊などが入る多目的施設として利用されている。建物は戦後も台湾大の宿舎として使われ、この場所で30年近く暮らした教授の名から「方東美寓所」と呼ばれる。れんがや洗い出し加工された外壁の基礎、ヒノキの柱の他、庭園には当時の特徴が見られ、2007年には市定古跡として歴史建築に登録された。郭氏は近くの建設プロジェクトに携わった際、屋根瓦が壊れ、雑草が生い茂る同地を見つけ、それが文化資産だと分かると、修復して再活用しようと決意。報道陣の取材に「ここで壊れたままにしては良くないと思い、修復して、環境を改善しようと思った」と当時の心境を振り返った。修復するならいい状態にしようと、専門家に依頼して枯れ山水や池も作った。かかった費用は4000万台湾元(約1億7000万円)余り。建物を視察した台北市文化局の田瑋副局長は、多くの人を引き付けるために公益性のあるイベントをもっと開くべきだと指摘。建物の歴史を紹介する展示も強化すべきだと語った。

中央社フォーカス台湾:2023年1月4日

 

【チャイナエアラインの台北-高松、広島線 来月再開へ 旧正月の需要増見込み―観光―】

(台北中央社)チャイナエアライン(中華航空)は30日、新型コロナウイルスの影響で運航を休止していた路線のうち、来年1月4日から台北(桃園)-広島線、同19日から台北(桃園)-高松線をそれぞれ週4便で再開すると発表した。同22日の旧正月に合わせて旅行需要が増大すると見込まれるためで、台北(桃園)-福岡、名古屋、沖縄(那覇)線も順次増便する予定だ。同社はこの他、高雄-大阪(関西)、ソウル(仁川)、バンコク線も再開させ、高雄-東京(成田)線も増便する計画。また同2日から台北(桃園)-ダナン、同20日から台北(桃園)-チェンマイ線の運航を開始し、台北(桃園)-ヤンゴン、バリ、上海(浦東)、香港、ロサンゼルス、バンクーバー、ウィーン、ブリスベン・オークランド、メルボルン線もそれぞれ増便するとしている。

中央社フォーカス台湾:2022年12月31日